リモト・アクセスと訪問販売


SYSOP(System Operater 税理士):今月六月は梅雨のはじまる月です。梅雨は晴れ間があっても湿度が高く干し物もカラッとしません。気を付けないと家の中にあるものでもこの季節はカビが生えてしまいます。パソコンも長いこと使わないとカビが生えるかも知れませんので、このフォーラムのパソコン通信でもしてください。


オタク(Byte Head パソコンお宅):六月は、水の多い梅雨の季節ですが、”水無月”と書きます。もとは”水の月”の”みずのつき”→”みずなつき”→”みなつき”に変わったといわれていますが、確かではありません。


SYSOP:もともと旧暦の呼び名ですから今の七月頃だとしますと本当に水がなかったのかも知れません。


 でも六月には梅雨の長雨がないと、雨の少ない夏場に飲む水や、稲の生育に必要な水が不足して困ることになります。


ビーン( Bean Counter、税理士):水は、自然頼みですがら、やはり降るべきときに降らないと困りますが、あまり雨空ばかりですと憂鬱になってしまいます。せっかく今月は21日が夏至で一年中で昼間が一番長いはずなのに、実際に太陽が見えるのは4時間ぐらいではがっかりです。


SYSOP:ビーンさん、Windows95の簡易ネットワーク(LAN)はその後どうですか。


ビーン:LANは便利ですね。今までパソコン間のデーターの移動はFD(Floppy Disk)などでコピーしてそのFDを別なパソコンに持っていき使用していたのですが、LANのおかげで他のパソコンのHDD(ハードデスク Hard disk drive unit)を自分のもののように使うことが出来ます。またプリンタが共用できるようになり、機器の管理が楽になりました。


オタク:サーバー役のパソコンに接続されたプリンタをLANでクライアント役となる他のパソコンから印刷をさせることができます。この時、印刷データーは、一旦サーバーのパソコンのHDDに蓄積され順次プリンターで印刷されます。ですから、クライアント側では共有プリンターがほかのパソコンの印刷作業を行っていても、待たされることはなく他の作業をすることができます。


 プリンターは、ほかのパソコンの作業が済むと自動的にクライアントの印刷処理を実行してくれます。


SYSOP:プリンタの共有はどのように行いますか?


ビーン:Windows95の簡易LANでは、LAN構築さえできていれば、設定はそれ程難しくありません。


 プリンターに接続したサーバー役のパソコンを自分以外のパソコンでも使えるようにします。すなわちサーバーのパソコンを共有にしてやります。


 具体的には、次のアイコンをダブルクリックします。 [マイコンピュータ]→[プリンタ]


 既にプリンターがインスツールされていればそのプリンタの機種名が書かれたアイコンを右クリックし、[共有H]を選びます。”共有する”を選択し、共有名、パスワードを設定すればサーバー側の準備ができたことになります。私はパスワードは入力しないで誰もが使用可能な状態にしています。


SYSOP:クライアント側も同じですか?


ビーン:今度はクライアント役のパソコンのところにいきます。そこで[マイコンピュータ]→[プリンタ]の順でダブルクリックし「プリンタの追加」で「ネットワークプリンタ」を選択し、「ネットワークパス」の「参照」から、プリンタに接続されているサーバー役のコンピューターを選べば完了です。


SYSOP:電話回線を使ったダイヤルアップネットワークは使えるようになりましたか?


ビーン:自宅から事務所のパソコンに接続できれば、データを自宅で直すことができますし便利になるとは思いますが、まだ接続できません。


オタク:リモート・アクセスもWindows95を使って、電話回線やISDN(統合サービスデジタル通信網 Integrated Services Degital Network)を通して遠隔地からコンピュータにアクセスすることができます。


ビーン:Windows95で使えますか?


オタク:自宅のパソコンからリモ−ト・アクセスをして事務所のLANに接続するには、Windows95の他に「Microsoft Plus!」(6,000円前後)が必要です。Microsoft Plus!がインスツールされたサーバー側のパソコンのデスクトップの[マイコン]→[ダイヤルアップネットワーク]の順にダブルクリックし、[ダイヤルアップネットワーク]の接続(C)から、「ダイヤルアップサーバー」を実行し、「着信する」に変えて、パスワードとコメントを設定します。この場合にはパスワードは重要です。誰でも簡単に入ってこられたら困るでしょうから、ちゃんと設定してください。


ビーン:自宅に置くクライアントパソコンはどのように設定すればいいのでしょうか?


オタク:この場合も[マイコン]→[ダイヤルアップネットワーク]の順にダブルクリックするまでは同じです。その後で[ダイヤルアップネットワーク]のメニューにある「新しい接続」のアイコンをダブルクリックし事務所のLANに接続されている電話番号や分かり易い接続名を設定すればでき上がりです。


SYSOP:モデムを使って電話回線に接続するのですからデータの転送速度は遅くなりませんか?


オタク:データの転送速度は、モデムの通信速度に左右されます。電話回線を使うためにLANボードを使うより速度はずっと遅くなると思います。


事務所内のLANではそれ程遅くなる感じは受けないでしょうが、通常電話回線を使うリモート・アクセスでは、よほど高速のモデムを使わないと実用にならないかも知れませんね。2400bpsのモデムでは、NTTに多大な貢献をすることになり、また相当な忍耐がいりますので、人間ができていないと無理でしょう。


ビーン:私には無理ですね。そうすると28.8Kbps以上のモデムかISDNにしないと駄目ですね。


SYSOP:数年前までパソコン通信は1,200bpsでも十分でした。私の最初のBBSホストには1,200bpsのモデムを使っていました。しかし、殆どがテキストファイルでのやりとりでしたのでメモリーも少なくても十分動きました。


 最近ではインターネットのように画像が大きなウエイトを占めるようになると、画面の切り替えをスムースにするためには、通信速度を益々高速化しなければならなくなってきています。


オタク:インターネットが注目されるようになったのもマルチメデアだと騒がれるようになったのもパソコンの性能など技術進歩のおかげでしょう。 昔のスーパーコンピュータが今のパソコンになってしまったようなものです。このままいくと音声を送るようになり電話は必要なくなるかも知れません。当然FAXも・・


SYSOP:そうなれば留守電はパソコンの中に取り込めてしまいますね。


ビーン:そこまでいきませんがとりあえず、こちらはISDNに変えてみようと思っています。しかしまだ電話回線の使用料は高いので、当面は事務所内のLANを試してみるつもりです。


 税理士事務所で会計ソフトを動かすためには、顧問先の会社を一つのコンピュータから動かして使う必要があります。次回は市売会計ソフトでLANが可能かを調べてみたいと思っています。


オタク:パソコンで動く会計ソフトもたくさん出ていますが、Windows95で動き、LANが可能となると難しいかも知れませんよ。


ビーン:乞うご期待!!


SYSOP:最近の会計ソフトには自動仕訳ができるというような大げさのものがありますが、どのようなものでしょうか?


ビーン:ハッキリとは分かりませんが、”商品を掛けで仕入れる”という摘要を選ぶと、(借方)仕入(貸方)買掛金と仕訳する程度だと思います。複雑な取引になると仕訳してもらえないかも知れません。


SYSOP:複雑な取引にはいると思いますが、代理店を無限に広げた販売形態を持った取引があったような気がします。


ビーン:その中に入るかも知れませんが、健康食品の訪問販売の取引で面白いものがありました。


 親会社A社は、直系の代理店B社を持っています。B社がまたその代理店C社などをたくさん抱えています。B社のような代理店がまたたくさんありますので、末端の代理店は相当な数に上ります。そしてB、C社は販売店でもあると同時に消費者ともなっています。


オタク:普通の取引と変わらないような気がしますが・・


ビーン:販売方式が、一般のものと異なっています。


 A社からB社、C社へは全て同じ金額で商品が売買されます。B社は一個200円で商品を仕入れます。A社はB社にその販売数量に応じて一個当たり報奨金として100円をバックします。そしてB社は、一般消費者やB社の直系の代理店であるC社に200円でまた販売します。B社はC社に対してその販売数量に応じて一個80円の報奨金を支払います。C社に孫社Dができればまた同じような取引が繰り返され、直系の会社の数やその売上数量に応じてB社はA社より手当てが支給されます。C社もD社も同じように支給されます。このお金の流れは、全てA社が行なっています。


200円 200円


親A社

子B社

孫C社

100円 80円


SYSOP:B社は商品を仕入れて販売したといえるし、A社から単に孫社を含めた販売手数料を得ているともいえますね。


ビジター(法学部学生):「無限連鎖講」とは異なりますが、下位社が増えれば実質収入が増えることや下位社になればなるほど逆に収入が少なくなり、上位者に吸い上げられる結果となります。このような取引が、公正かつ自由な取引といえるかは疑問です。


SYSOP:ビジターさん何時も有り難うございます。


 最後に一言。「セールスマンに、値段の妥当性をたずねてはならない。」(マーラーの法則)


  DISCONNECTED  NO CARRIER



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Last Updated: 7/JUL/96